BXステアリングのガタつきの修理

10年選手のBX19TRI(90年式)のハンドルに「がたつき」が発生していた場合ステアリングコラムの下側のオイルシール(ブッシュ?)が外れかけている場合が考えられます。ハンドルを切った時に擦れる音がしてハンドル自分の方へ引っ張ると擦れなくなる場合にはかなりの確率でこのオイルシールが外れています、車を動かす為の重要な部分です、自己責任が持てない人は修理工場でアッセンブリーで新品に交換しましょう、マツダZZV0-32-100(シャフト、エネルギーアブソーバー)の交換になります

簡易修理には21mmのソケットレンチ、プラスのドライバー、当て木の棒とハンマーが必要です
追加部品としてインシュロックタイ(固有名詞です、タイトンロックとかプラスチックラッチベルトとか言うと思います)かホースバンドのようなモノが必要です


まず、ハンドルを外します。
ハンドルのパッドを手前に引いて外します



このように外れます



ハンドルのロックナットを緩めます、ナットは完全には抜かないで下さい.
次にハンドル下部を足で支えて両側を手前に引っ張り外します、ガタッと音がして抜けたらナットとワッシャーを取り、ハンドルを外します



ステアリングコラムのカバーを外します、プラスネジ6本で止まってます



シャフトの通っている管の下側からゴムははみ出していたら「当たり」です、このベアリングのようなシールが下に外れた為にガタツキが発生しています。



下から木の棒を当ててハンマーでたたいてハメ込みます



中に押し込んだ後、インシュロックを使って下がらないようにストッパーにしておきます
写真はインシュロックを締める前です


下がり防止用にインシュロックを数本止めてから元通り組み立てて終了です