サイドブレーキの引きしろが多くなってきて目一杯引いても十分に効かない時はサイドブレーキの微調整を行う事で延命出来ます、調整は11mmのスパナを2本とプライヤーだけです
サイドブレーキの調整箇所は左右2カ所有ります、最初に前から見て左側から始めました
まず、作業性向上の為にヒートエクスチェンジャーから車内に行くダクトを外します
ヒートエクスチェンジャーの下のディスクブレーキの所にコイルバネが見えます、このスプリングの端に微調整用ナットが付いています、ダブルナット(ナットを2個使ってロックされてます)を11mmスパナを2本使って緩めます、写真は調整前のスパナを掛けた所

このようにして緩めてからネジの先端(下の写真では上側になります)に回り止めにつかむ所が有るのでプライヤーで挟んでから下の写真で言うと下側のナットを回してネジ部の位置で5mm程度下げます(スプリングが縮む方向)、これを反対側の調整部も行ってから試しにサイドブレーキを引いて見ます、引きしろは8ノッチくらいになればOKです、調整が足りない場合はさらに5mm縮めますが、目一杯サイドを引いた時にスプリングが密着しなければ大丈夫です

ロックナットを締めて安全な駐車場か道でサイドの効き確認を行います
ブレーキの引きずりが無くちゃんと効けばOKです
最後に外したダクトを取り付けて終了です
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