BX19TRI (42600km)登録から7年たったある日...
友人宅のコンクリート床のガレージに緑の池が出来ました、自宅の駐車場は砂利、土だったので気づかなかったのですが「とほほ」です、気づくとLHMの量が少ないとメーターパネルでも赤い警告灯がついていました、早速のぞき込んで原因を確認するとリアのハイトコレクターあたりからLHMがポタポタ漏れています。マツダに部品を注文して(ZZV0−34−F01A)ITONAMIの楢林さんに手伝ってもらい交換しました
用意する工具:8mmのフレアナットレンチ、通常の8mmのオープンエンドレンチ、メガネレンチ
11mmのメガネレンチ(ラチェットも有れば便利)
車高を上げてウマに乗せて車高を最低にしてから下にもぐり込みます、写真は上が前方で黒いゴム(よく見るとヒビヒビ)のところがハイトコレクターです、ネコ・パブリッシングのTipoの98年5月号の「BOLTS AND NUTS」(作:田中むねよし)でも書かれていますがマフラーが邪魔になるので出来れば外した方が良いのですがウチのマフラーも腐りかけてるのでそのままで作業しました

この写真の右のボルトは車高調整用のクランプを止めるボルトです、ここを動かす場合にはマーキングした方が良いでしょう(どうしても動かす場合は後で車高調整が必要になります、この作業にはスロープかピットのようなエンジンを掛けた状態でタイヤを接地させて下に潜り込める設備が必要です

作業はハイトコレクターに刺さってるパイプ3本をフレアナットレンチでゆるめて外し、ハイトコレクターを止めているボルト2本を外し、リターンのゴムホースジョイントも外しますとハイトコレクターが外せます。
作業自体は簡単なのですが邪魔な物が多くて外すだけで1時間以上かかってしまいました、またパイプを外すとLHMがポタポタ落ちて来ますので下に受け皿をおいて置きましょう
外した古いハイトコレクタ(下)と新品、新しいのは金属板が表には無いです
これ以外に3.5mmのパイプシール(純正の虫ゴム)が必須です

取り付けは取り外しの逆で付けます、この時パイプシールにLHMを塗ってからパイプ側に差してハイトコレクターに「そーっと」差込、配管が奥まで入った事を確認してから締め込みますが
腕の力で締めるのではなく手の力程度で「ク〜ッ」と締めればOKです
締め忘れを確認してエンジン始動、車高を上げ下げしてから漏れを確認します、OKならばLHMの量を確認して終了です。
車高が変わってしまったら車高調整が必要ですが決してそのまま下にもぐりこんで調整しないで下さい、緩めたとたん車高が下がって人間がつぶれます
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