CCC(中国地方CITROENお茶会)'97


 1997年5月25日(日)に、広島ニュージーランド村で、CCCこと中国地方CITROENお茶会が開催されました。
かくいう私も言い出しっぺの一人なのですが、これが開催に至ったのも、名付け親の伊藤隆史さん、おフランス座の支配人、榊寿義さんのおかげであります。この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
また、デジカメを持っていったにもかかわらず、ことごとくシャッター・チャンスを逃し、さらには撮ったファイルの一部を寝ぼけて消去しちまうという失態を演じています。そこは筆で補います(できるんか?)ので、御容赦願います。


おかの氏よりtel(7:40)
おかのさんとは、/O/K/A/N/O/*/P/A/G/Eというサイトをお持ちの、ZX乗りの方である。前日e-mailを交換し、7:30に岡山道高梁SAで待ち合わせていたが、当方はいつものパターンに陥り、大幅に出遅れた。氏のPHSにコールするが、圏外とのこと。そうしている間に先方からコールが入る。我々はその時、まだ山陽道山陽ICにいたのである。高梁SAまでは約50kmあるので合流を断念(当たり前だ)、先行を依頼す。
岡山道にて (8:20)
 開通した岡山道は、暫定2車線での開業。所々に追い越しゾーンはあるも、1回に2台くらいしか抜けず、工場長・小使共々、怒りが爆発。(なお、BBSで「工場長」を名乗っているが、これは妻の承諾を得ていない。バレるとシメ上げられるおそれがある。マズイ。)特に、当方を侮るMB230Eとは、苛烈なバトルを演じながらの北上となる。20分余にわたるバトルの末、このナメたおっさんにはBX19TRIの速さをトクと教え込んでやった。なお、車内は娘のCDにより、「Go! Go! Heaven」状態であった。
中国道七塚原SAにて (9:10)
 中国道に入ってからは、交通量も少なく、オート・ルート・モードで飛ばす。我々は飛ばしに飛ばして休憩を最小限にするという、関係筋にはニラまれそうな旅行をかれこれ10年くらいはしている(つまり、クルマを買ってからずっと)。肉体的限界(例えば食事とかトイレとか)に達しない限り、休憩しない。
 そんな中、たまたま入ったSAに紺のZXがいた。おかの氏である。氏はmailに書いてあったとおり、遵法運転をしていたらしい。出会えたからには同行することにした(まさか抜いて行ってしまうこともできないので)。さらにSAから高田ICに至る間にK@n's Garageの神沢氏のXantiaに追いつき、3台でのコンヴォイ走行となる。
 写真は高田ICで料金を払うおかの号。神沢号はその前なので見えない。
広島ニュージーランド村到着 (9:40)
 後述のイヴェントのため、怪しいクルマがうごめく中、すでに谷口@佐賀氏のBX19TRI(はぎ取りGTI仕様)が来ていた。氏は病に伏せる彼女を放ったらかしての参加である。天晴。その後、徳永氏のBX19TZI、はるばる長崎から登場した榊支配人の2CV(レイド仕様)、弘中氏のサーブ900、松本@西宮+米谷@Dac House両氏の2CVチャールストン(ロー・ダウン仕様)、みやしんの2CVチャールストンが続々と到着する。徳永氏のTZIにはSeblingのマフラが付いており、工場長は羨望することしきり。ジェントルな音色でBXにはよく似合っていた。(次はあれにするぞ!)
広島ヒストリックカー・フェスティヴァルにて(11:00)
 ここでは、折良くこのイヴェントが開かれており、一同早速スワップ・ミートに殺到。榊氏などはニュージーランド村の売店でもCitroenグッズを探す始末。結局Citroenグッズはあまりなかった。しかし、松本氏はランブレッタだかの、自転車に小さいエンジンを付けた奴に御執心となる。珍しい物をみてるなあと思ったら、ちょっと後にそれを購入に及び、弘中氏が颯爽と乗り回していた。
 展示車のうち、仏車はAlpine-RENAULT A110、R4程度だった(なぜかLAMBORGHINI Countach Anniversaryもいた。しかしこのクルマ、助手席ドアのエア・インテーク内にCCDカメラが付いていた。斜め後方は全然見えないんだろうね)。広島らしく、Cosmo Sport、Familia Rotary Coupe、RX-5 Cosmo等のMAZDA勢もいた。うちのRX-7も1997年で19歳なので、もうそろそろ出場できそう。ひととおり見て終わった後は芝生に寝転んで「店を広げ」ダラダラと過ごす。女子供(神沢+おかの+すやま)はつき合っていられず、汽車に乗ったり羊ショウを見ていた。このころ、徳永氏とはぐれ、もう会うことがなかった。
写真は「店」。榊氏の指す方向にはCosmo Sport(L10B)がいる。白いのはRX-5 Cosmo。(ボケてて申し訳ないです)
昼食 (12:50)
 イヴェント参加者の多さと、幼児が計4人いるため、バーベQは断念し、焼きたてパンと手作りソーセージ入りカレーライスで昼食(旨かったよ)。ノートを持って行っていたので寄せ書き(寄せ打ち)したmailを作成(これも、寝ぼけた間に送信してしまった。スミマセン)。その後、榊氏が行方不明となる。さてはイヴェント参加者に対して布教活動をしているのかと思ったら、その辺のベンチで寝ていた。なんでも、午前中の仕事で遅れた<せんじん>氏を待っていたらしい。
ヒルクライム見学 (14:00)
JAF公認の競技会もあった。参加車両はPGC10スカイラインGT-R,Mini,Super Seven一族が多かった。個人的にはRX-2カペラを応援していたが、惜しむらくはRサスの熟成不足でトラクションが逃げてしまっていたこと。松本@西宮氏は出場に意欲を見せていた。氏の2CVはロー・ダウン仕様のみならず、エンジン・ルームにHKS製の緑色のキノコが生えてきているわ、なんでもハイ・コンプレッションになっているわと並の2CVではない。結果的には軽量ボディに高性能エンジンのSeven勢が有利であった。(この辺までの写真を失いました)
ミーティング (15:00)
何となく駐車場に降りてきただけであるが、各自のクルマの前で世間話&試乗&分解大会を開く。詳細については写真のとおり。
Shihainin's 2CV 榊氏のレイド仕様2CVと谷口@佐賀氏のBX(切れてゴメン)。車内をのぞき込んでいるのは左こめたに@DAC House氏(大阪の2CVショップだそうな)、右おかの氏。 
榊氏の2CVのトランク・フードは数々のイヴェント等のステッカーで彩られており、まるでレイド仕様車である。ドアにもたれかかっているのが榊氏。左に、谷口@佐賀氏、おかの氏。いちばん右はひろなか氏。
一番右が松本@西宮氏の2CV。低く構えた車高はどう見ても尋常ではない。その後ろがみやしんの同型車。これに乗せてもらった(氏は自分で乗ったらと言ってくれたがシフトが怖かったので神沢氏&娘と同乗)が、やっぱり2CVはすごいね〜。思わず「今買ったら大体いくらくらいですかね」と訊いてしまった。後で妻にも同じことを訊かれた。
うちのBXの方が明らかに車高が低い。スタイルでは谷口号に勝っているが、乗り心地は負けている気もした。右にちょっと写っているのはおかの氏のZX。
なぜかサーブであらわれた、ひろなか氏。このクルマのトランクの中には、なぜかLHMのボトルが転がっていた。サーブにハイドロはついてないだろうと思ったが、なんでも当人からLHMが漏れたときに飲ませるらしい。
サーブのトランクに収まった、「原付自転車」。ほんまにナンバー取るのだろうか。ちなみにエンジンはペダル前方にある。
これがうわさのレーヌベルトのXantiaBRK。後ろの帽子がオーナーの<せんじん>氏。背中は谷口@佐賀氏で、ハッチ・バックが開いたクルマは神沢氏のXantia。中を見ているのが神沢氏。
Xantia2態。BRKに乗せてもらったが、ハイドラ2はハーシュネスがほとんどなく、きわめて快適であった。<せんじん>氏はシリコングリスを持っており、谷口号&神沢号に塗布。非常に喜ばれる。
 これに味をしめたか<せんじん>氏、とおりがかりのBXオーナー(CMLメンバーではない)を呼び止め、「ストラットにシリコングリス塗りませんか?」と勧めていた(爆)。
後ろから見ると違いがよく判るね。
アホな夫どもが騒いでいる最中、放ったらかしとなっている奥様連中。怒らんことに感謝感謝。右が<せんじん>氏の奥様、左が愚妻。

これが一同の写真。ただし、徳永氏は既にいない。
解散 (17:00)
ぐだぐだとしている間に17時となったので、解散。(私は娘のトイレに付き合っていたので皆さんとお別れの御挨拶ができず、失礼しました)。7月のMFKでの再会を誓って別れた。

てな具合でCCC'97は無事終了したのでした。私はあれから広島市内を見物して帰ったので、着いたのは22時ごろでした。でも、高速道路ができて、岡山ー広島間も近くなりました。1時間半もあれば余裕だもんなあ。(その昔、R2を走って1h56mという記録を作ったけど、無茶だったもんな)


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