「工場長」の聖地参拝記 (1) 〜 24.Aug.1997


 不遜にも自分のサイトを"FACTORY M&H"とし、ハンドルも「工場長」と自称しながら、その実ほとんどなにも生産していない奴(ま、今のところまともな製品は子供くらいだな)が、全国的なシトロエンの聖地、埼玉県深谷市のオートショップ・Carolと2CVの教祖、英田舎のあらい氏のもとを訪れました。


 岡山より夜行バス(ふだん、いいシートに座っているせいか、地獄だった。'90にRoadsterでキャンプした鈴鹿以来のキツさだった。悪いけどもう乗らんゾ)で浜松町に着いた工場長を待っていたのはこばQ@2CV(小林氏)、元首相@「硬い」BXbrk(大平氏)、odk@XM(尾高氏)の3氏であった。まもなく山伏@BX16V(田伏氏)も登場、シトロエン達がバッテリあがりのクラウンを助けたりした(考えてみれば、妙におかしい)後に一路キャロルを目指す。最初はodk号に乗せてもらった。バスに比べると、まさに天国。ハイドラクティヴの面目躍如である。こばQは仕事のしすぎか過労状態で、「とても2CVでは行けない」とのことで、元首相号に乗っていった。


 これがキャロルの本山。何げにDSが置いてあった。工場長はDSを見るのははじめて。やはりハイドロ車に乗る者にとってDSはあこがれのクルマである。左に見えているのが事務所。小大将のよしとも君にもお目にかかれてうれしかった。でも、すぐ「畑」に移動してしまったので、あまり話が出来ず残念!

 赤いDSもあった。これは、French Car Buyer's Guide(ネコ・パブリッシング)に掲載されたDSそのもの。これも畑へ急行したおかげで、乗れずじまい。

 Ami6とAmi8もいた。写ってはいないけど、H Tracの救急車(だったよね)もいる。お尻が下がっていたので、きっと噂のハイドロ仕様なのであろう。いったい、どんな大きさのスフェアがついているんだろう?

 ここが「畑」。おびただしい数のシトロエンやプジョー、サーブが野積みとなっている。今回は4カ所ほどある畑のうち、2カ所をみたが、特にBXは多く、そこだけでもボビン・メータの16TRSから16Vまで、ほぼ全ての型式がそろっているのではないかと思われた。ここを見ると、死ぬまでBXに乗れる気がするというのは決して大げさな話ではない。

 GTiからグラヴ・ボックスのフタをはぎ取ろうとしている元首相。見ているのはKONE@CX(宇佐美氏)。こういうところは初めてではないけれど、やはり、「外車」の上を歩き回るというのは感慨深いものがあった。

 こちらは、モノコックぐらいしか残っていないTRSからスピード・メータ・ケーブルを取ろうとしているぼーず@BXbrk(瀬川氏)。後ろから見ている緑シャツはTera@2CV(寺田氏)。それをまた見ているのが山伏。結局、ケーブルは抜けたものの、壊してしまっていたそうだ。

 畑に行った面々。左からKONE、オバP@BXbrk(楢林氏)、工場長、Tera(寺田氏)、こばQ(首のみ)、元首相、山伏、odk。ぼーずは既に去った後。総会屋(園部氏)がこの写真を撮ってくれた。工場長はGETしたヘッド・レストを持っている。足を切って後席用にするつもり。ほかに後席用フロア・マット、へへマーク等を入手した。誤解の無きよう言っておくが、ちゃんとお金は払うんだよ。

 キャロルでCitroenのロゴ入りの瓶を入手して喜ぶodk。XMに乗るほどの成功者(←(C)こばQ)は見る目が違うのかと思ったが、実は氏はデザイナなのであった。やはり、見る目が違うのは間違いない。


 このあと、キャロルをあとにして、Tera、odk、山伏の4人で妻沼町の利根川河川敷で行われた、バーベキュー会場に向かいました。この区間は山伏の16Vに乗せてもらう。TRSの球が付いていて、タイアが古いそうだが、うちのよりは硬かった。シートも硬く、同じBXとは思えない。しかし、5速マニュアルと気持ちよさそうな排気音には惹かれるものがあった。
BBQの模様についてはつづきをご覧ください。


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