CCC '98 (中国地方CITROENお茶会)

Part 2


 それでは後半部分をお目にかけます。なお、この写真は15時頃に撮ったのですが、ユニック・ローダ付きのキャンター(エルフだったかな?)でやって来た松本@西宮と伊藤@大阪の両氏は、みやしんを道案内に福山まで別の2CVを拾いに行ったため、写っていません。なお、DAC Houseの米谷号は、往路はこのトラックに載せられて会場まで来たのでした。

おフランス座のチャット、「救急病院」等で有名な、「でんで」こと西山岳夫さん。今回はバーベQ道具等を屋根まで満載し、自転車も2台背負わせてヴァカンス仕様のBX breakでやってこられました。この車、TZIなのにバッジは16TRSなんてのが付いています。帰りに御家族でチボリ公園に寄られたそうです。お父さんは大変ですね。
こちらも御家族勢揃いでおいでの、明石の松岡右典さん(Garage Mazoka)。BX16TZi '91です。外観はボディ形式を除いて右の「でんで」号と同じですね。自己紹介の時に奥さんとみせた掛け合いの見事さはさすが関西人。聞いていた一同大爆笑でした。
すっかりおなじみ、K@n's Garageの神沢正敏さんです。Xantia SX '95です。この方、この車でジムカーナに出て、しかも優勝してしまうという恐ろしい方です。以前はサイバーCR-Xに乗ってたという走り屋さんなのです。
BX 19TRI Break '90でお越しになったのは加藤裕武さん。やけに塗装がきれいだと評判だったのですが、事故して焼け太った分で全塗装したそうです(^^;
岡山組の三宅 充さんのBX 16TRS。彼は最近職場を変わって西宮在住となり、BXを連れていけないとかでクルシイ日々を過ごされているそうです。御実家には部品取りのGSAが2台もいて、売ろうと思ったり、起こそうかと思ったりの毎日だそうです。
福島年浩さんは奥さんのVW Type1 1303S '73でご参加。2CV→BXに乗っておられたのですが、お決まりのAT故障で天に召されて、再び2CVをGETしようと画策中とのこと。奥さんも運転が下手だから、VWでしかも目立つ色にしたなんておっしゃっていましたが、タダモノではない方ですね。
FBM以来、岡山には住んでないのに岡山組みたいになってる、勝部彰浩さんです。神沢さんと全くの同型車。実は、へへが顔の真ん中に来たXantiaはどうも変だと思っていたのですが、見慣れたせいか、最近では何とも思わないようになりました。
こちらも岡山組の中心メンバー、/O/K/A/N/O/*/P/A/G/E/の岡野 仁さん。Xsaraもいいですが、かえって5ナンバーに収まっているZXの魅力も際だってきたと言えるでしょう。よく考えたら、まだこの車には乗せてもらってませんねえ。グリルのないZXには代車として乗ったことがあるんですが、いい感じでした。
CML北摂オフの中心メンバー、田中邦美さん。奥さんも2CV Club '80乗りというエンスー夫婦さんです。急な仕事で宿泊はされなかったのですが、次回はぜひ奥さんの「つわモノ」(御主人談)ぶりを拝見したいです。
最後は京都の室崎泰之さんの2CV Special '90。こちらもきれいな1台で、白いボディに赤い帽子がよくお似合いです。そういえば、こういう、ちゃんと整備された2CVに乗せてもらうのを忘れていました(^^;

 このあと、はるばる福岡からXantia break '97に乗ってたった4時間でやってきた、せんじんこと信行千尋さんや、午前中仕事して電車でやってきたえびちゅ天国の水上智之さんもお見えになりました。また、言うまでもなく、2CVに一緒に乗って行った、寺田さんもいらっしゃったのですが、この時点での写真は撮っていなかったので、Part3以降をお楽しみに。


ひとの車試乗記!

お約束どおり、他人の車をとっかえひっかえしての試乗会が行われました。私も何台かに乗せてもらったり、運転したりする機会がありましたので、簡単なロード・インプレッションを記しておきます。

CX25Pallas
徳永さんの車です。これは助手席に座りました。スピード・メータが不調で、盛大に異音を発していたので、完調時とは印象が異なるかもしれません。乗り心地はやはりぶわーんとして、気持ちがいいです。前後のトレッドが大きく違うことからして、前輪だけでコーナリングするのかと思っていましたが、案外そうではなく、結構安定感のある走りでした。あと、何と言ってもCXはカッコいい!子供の頃、初めて見たCXはとても自動車には見えなかったのを覚えています。一方、実物を見たことがない人は意外でしょうが、1気筒あたり625ccもある4気筒エンジンなので、結構エンジン音は大きいです。いすゞの117クーペやPiazzaもこんな感じですね。
BX16TRS
柴田さんの16万km号に乗せてもらいました。この車、普通にメインテナンスしているだけなのに、オルタネータが壊れたくらいでATも頑張っています。たぶん、片道50km+を渋滞無しに走っているせいでしょう。CITROENについては、大事に乗ってる方が壊れていくようです。実は1.6のBXには初めて乗ったのですが、トルクがない!アクセルを踏んでも加速してくれません。話には聞いていましたが、こんなに枯れているエンジンだとは思いませんでした。本国にある1.4などはどうなのでしょう?MTで思いっきり引っ張るしかないでしょうねえ。前、柴田さんがうちの1.9に乗って、「こりゃすごい速い」と言ってましたが、納得いきました。
AXGTi
TRSにはずいぶん前にチョイ乗りしたことがありますが、GTiは初めてです。820kgしかない車にしては、185/60R13なんて太いタイアが付いていますし、エアロ・パーツも派手です。Alto Worksの親玉みたいな車を想像していたのですが、乗ってみると、これがいいんですね。足周りがしっかりしているので、タイアのグリップだけで曲がっていくような軽四とは違い、コーナリングが安定しています。タイアの割には乗り心地も悪くありません。4〜5年前には、Gr.A仕様のAXがツール・ド・コルスあたりのラリーでは活躍していたのですが、鷲羽山のワインディングを走っていると、いつしかそのような気分になっていました。
Xantia break
せんじんさんのほじり球(オリフィスを拡張してある)仕様と、渡邊さんのノーマル車とに乗りました。せんじん号には去年のCCCでも乗って、ハイドラクティヴIIは違うわいと思ったのですが、今回はあまりそうは感じられませんでした(すいません)。確かに、ハーシュネスはBXより随分減っていますが、それ以外はあまり変わらない気がしました。というのも、考えてみると、去年のBXはかなり圧の減った球だったのに対し、今年はスペシャル・コンフォート球を装着し、かなり具合がいいからだと思います。結局、Xantiaのシートの固さを考えると、うちのBXの方がいいなあと言うのが正直な感想でした(ひいき目?)。あと今回気づいたのは、メータの位置が低いことですね(同じBX乗りの小宮山さんもそういってました)。しかし、後半部の造形は何度見ても秀逸ですね。
Volkswagen 1303S
Golfには乗ったことがあっても、Beetleには乗ったことがありませんでした。ブレーキとクラッチのペダルが床から生えていて(バスの奴を思いだしてみてください)、踵を支点に操作できません。そのうえ、ブレーキはパッドがディスク(シューがドラムかな?)に当たる感触がなく、どこまでも踏めてしまいます。クラッチもミート・ポイントがどこらへんかが、判らないのです。これは単に慣れの問題でしょうけど。実際、後で元Beetle乗りの先輩に訊いてみたら、「奥まで踏みゃいいんだ」といってました。エンジンはトルクがあるし、重厚な乗り味が印象的でした。

次は夜に行われた宴会の様子です。

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